株式脅威の25分割!

まぁ、タイトル見たらわかりますよね

そうです、今回はあの株式についてのお話になります

そもそも株式分割とは
株式の流動性を高めるために
今ある株式を⚪︎倍にするというもの

つまり25分割とは
100株持っていれば、2500株になるという意味
まぁ株価も合わせて25分割するので
株価が2500円だったら100円になります

理屈的には価値はそのままに
買いやすくなったと考えられます

投資に対するハードルが下がるので
初心者にとってはありがたい制度でしたね

NTT

「NTT」の正式名称ってご存知ですか?
ちなみに僕は知りませんでした

「NTT」は日本電信電話の略称で
旧電電公社になります

僕は電電公社は「ひぐらし」でしか知りませんでした
はい、どうでもよかったですね

で、そのNTTが株式分割をすると発表があったんです
それが25分割、当時はかなり話題になりました

とりあえず分割の日までに4株買っていれば
分割後100株になるとお祭り騒ぎ

さらに単元未満株の売買が楽天証券で解禁されたこともあり
TwitterのタイムラインはNTTで埋め尽くされるほど

しかも後ろには日本政府が控えており
まず当面は倒産しない企業でもあるので
投資初心者からしてみれば格好の投資対象
迷いなく4株だけ買っていました

最初のセブン銀行はブルブルしながら買っていたのに
2回目ともなれば慣れたもので
PCサイトからポチポチしていました
(当時はPCサイトでしか買付できなかった)

低迷する株価

25分割したNTTの株価は
予想に反してしばらく下降し続けます

当時は買付がしやすくなったので
株価はすぐに上がるだろう
という意見も多かったのに
結構な期間下がり続けていました

その頃には損切りという言葉を知るには知っていましたが

「長期保有の僕に損切りはない」
と訳のわからないことを思って保有を続けます

ちなみにちゃんと自分の中で軸を持っていて
「いずれ株価は上がるから、今は耐え忍ぶ時!」

と決めれていれば損切りは必要ないですし
当時の僕はこう思っていたので損切りしてないです
なんならナンピン買いすらやってました

損切りしないのも、ナンピンするのも
株式取引においては悪手とされていますが
時と場合によってはアリだと思います

術式反転

上がるも相場、下がるも相場
下がり続けた株価はある時を境に反転し
今度はどんどん上昇していきます

セブン銀行の苦い思いを思い出し
今度は早々に売り抜けることはしない
そう心に決めていました

それにより株価はみるみる上昇
評価損益も見たことない額のプラス表示

あの時ほど証券口座を見るのが楽しかった時はありません

相場に取り残される

株価というものはいずれ、揺り戻しが来るもの

そこにきちんとした決算結果がある限り
下がり続ければ上がるし、上がり続ければいずれ下がる

これはどの銘柄も例外はないでしょう

実際安定の投資対象として声が上がるコカコーラも
2023年は65ドル目前だった株価が
一転して50ドル目前まで下がり続けました

その後は持ち直し60ドルあたりでウロウロしています

つまり何が言いたいのかというと
上がり続けたNTTの株価が今度は下がり始めた
ということです

2023年9月

2023年9月のNTTのチャートを見てください
物凄い勢いで下がり続けています

あのチャートを見て狼狽売りをした人も
きっといたのではないかと思います

僕は能天気なもので
「きっとまた上がるさー」
と、特に行動を起こすことはありませんでした

結果、戻ってきた評価損益マイナスの画面
この頃ある疑問が頭の中を駆け巡ります

売ることって大事?

そもそも株は上下動を繰り返し
結果的に右肩上がりに値上がりするもの
として言われています

それなのに上がっても下がっても
常に株を持ち続けるのは
果たして良いのかどうか
疑問に思うようになりました

しかも2023年はあちこちの企業で
不祥事が連発する場面をよく見ました

ビッグモーターやジャニーズ事務所
宝塚歌劇団、日大アメフト事件

幸にして上場してはいなかったので
暴落を被弾した投資家は少なかったでしょうが
よくもまぁ、これだけ不祥事が出てくるよと
ある意味感心したことを覚えています

このタイミングとNTTの株価が
再度含み損になったタイミングが重なり

「もしNTTでも不祥事が発覚すれば
場合によっては先何年も株価が低迷することになるのか」

と不安になってしまいました

NTTの出口戦略

ここで僕は思い至ります

投資をしないのもリスクだけど
投資し続けるのもリスクなのだと

きっとある人は笑うでしょう
「心配しすぎだよ」と

ある人は諭すことでしょう
「天下のNTTがそんなことあるはずない」と

しかし同じように言われていた東京電力も
予想外のことが起こり株価は暴落
先何年も株価が低迷し続けることになりました

それと同じことがNTTでも起こらない保証などない
であれば、どこかで利確して逃げるのも
一つの手ではないか?

ここまで考えが至った時
NTTを利確するタイミングを決めよう
そう思ったのです

そしてそのタイミングはすぐに決まりました

投資雑誌、配当本、YouTubeなどなど
いろんな情報発信者が
「NISAにNTTはおすすめ」
と口を揃えていっている事実

それを元に考えた結果
「新NISAが始まって高騰したら
そのタイミングで利確しよう」

これが僕のNTTの出口戦略でした

確定利益

1月15日
この日に全てのNTT株を売却しました

配当金も含めた確定益は、2618円

200株保有していたり、100株になったりと
ちょこちょこ動かしていましたが
僕が最終的にNTTから頂いた利益は上記のとおり

これが良かったのか悪かったのか
そんなことは考えることはしていません

どんなに考えようとも後付けでしかありません
しかし、自分の中にルールを作って
その通りに売買ができたと思えば
良い結果だったと思います

以上が長くなりましたが
僕のNTTの投資についてでした

また株価が下がってきて
僕の中の基準に達したときは
再度買付を行うかもしれませんが
当分の間はないように思います

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