為替介入直撃した話

僕の投資歴はまだ短く
株式投資でようやく1年を超えた程度です

そんな僕が新しくFXを始めた直後に為替介入に直撃し
高値掴みをしたことについて今回触れて行きます

FX投資の目的

僕が株式投資だけではなくFXも始めた理由は
一つは円安に対するリスクヘッジ
もう一つがスワップポイントでした

スワップポイントとは毎日もらえる分配金のようなもので
資金管理が適切に行うことができていれば
外貨預金のように扱うことができます

そんな僕がなぜ為替介入に直撃し
高値掴みをしたことを書こうと思ったのかというと
少しずつFXに慣れてきたからです

リスクは忘れた頃にやってくる

FXを始めた当初、スワップポイントがもらえるだけで満足でした
しかしある時急落している時に居合わせ
半日で大きく儲けることができました

それで気をよくした僕は途中から
急落している通貨を探すようになります

ここにテクニカル的な理由や
ファンダメンタル的な理由はありません

下がったなら上がるだろうという
安易な考えをもとに行動していました

結果急落しているドルを買付ました
ところがこれは下落の始まりでした

つまり、その後もどんどん下落しているんです

僕が掴んだ値段が156円で
一番大きく下がった時で152円まで下げました

少額しか入金していなかったのでそこまで痛手ではなかったですが
僕にとってそれは大きなストレス

僕にとって大きな金額で取引していたことがわかりました

負ける時は小さく負けることを信条にしている僕としては
やってはならないことです

その後何だかんだ値が戻りましたのでことなきを得ましたが
あれがそのまま沈み続けたらと考えたら非常に恐ろしいです

スワップの有り難さ

約1週間ほどした頃値が戻り
建玉を全決済することができました

この時売値は買値と同額なのですが
収支はプラスで決着がつきました

これはスワップポイントをもらい続けていたからです
逆にこれがスワップを払い続けていた場合
余計に考えたくない結果になりそうです

こうして僕は伸び始めた鼻をへし折りました

リスクを管理できなくなれば自分に牙を向きます
慣れてきた頃が一番危ない

それらを身をもって体感した出来事です

今まで株式投資
それもインデックス投資しかしてこなかった僕は
FXの恐ろしさを改めて痛感しました

株式投資は基本的に
資本主義社会が存続し続ける限り成長し続けます
つまり暴落があっても気にせず積み立てることができるということ

しかしFXの場合はそうもいきません

今回はドルが強かったというのと
円が弱くなっているということで救われましたが

必ずしも再浮上ができるとは限りません
そこを念頭に置いて取引する必要が今後もあります

投資を始めた理由

僕にとって投資を始めた理由は
将来に対するお金の不安を払拭するためです

しかし始めた後にどんどん時間を取られていることに気づきます

銘柄選定、トレンドの方向性、四季報の読み込み
4半期ごとの報告書の読み込み、それらを集計

これだと確かにお金が増えるかもしれませんが
どんどん自分の時間が減っていきました

朝起きても株、仕事中も株、夜も株

もはや僕よりも株が主体の生活になっていました
それが嫌になってインデックス投資に切り替えたのに
なぜかFXで同じ轍を踏んでしまいます

今後僕はFXでは短期的なトレードはなくし
長期的なトレードに切り替えることにします

元々そのためのスワップ投資ですから
初心忘れるべからずですね

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