「資本主義社会」
子供の頃に学校で習ったものの
その意味をきちんと理解することは難しかったこの言葉
今回は今の僕が理解している範囲で
資本主義社会について触れていきます
もしかしたら理解できていない部分や
解釈違いがあるかもしれませんが
一個人の意見として扱ってください
人生ゲーム
資本主義社会とはお金集めのゲーム
極論を言ってしまえば僕はこう思っています
ゴールの時に一番お金を持っている人が勝てる
そんな人生ゲームをやっているイメージ
ゲームであればお金のことだけを考えて行動するのも
それはそれでありだし、ゲームの勝ち筋としては理想
しかし、僕たちが生きている現実は
よく言われる言葉を使うなら
「お金では買えないものもある」ことは間違いない
一口に「幸せ」と言っても様々なものがある
美味しいものを食べられる幸せ
大好きな人と一緒にいられる幸せ
不安のないことの幸せ
過不足ない生活を送れる幸せ
健康な生活を送れる幸せ
こうして並べてみるといろんな種類の幸せがあります
どれも大事なものだと思う
しかし分解して見てみると
美味しいものを食べるのも
大好きな人と一緒にいるのも
不安を解消することも
豊かな生活を送れるのも
健康的に毎日を過ごせるのも
見方を変えるとある程度はお金で解決できそうです
お金がなければご飯は食べられませんし
お金がなくて離れ離れになる家族もいる
不安の大半は金銭面からくるものだし
お金がなければ必然的に貧する
結果的に不健康な毎日を送ることになる
こうしてみるとお金を持っていることが幸せの一歩に思えてきます
確かにお金が全てではないでしょう
しかし、お金がなくて手の中からこぼれ落ちるものあまりにも多い
これが資本主義社会です
人生ゲームを勝つために
こんなお金で解決するような
なんとも悲しい世の中を生き抜くためには何が必要でしょうか？
暴力は役に立ちません、知識も買われてしまいます
結局のところこの人生ゲームでは
お金を持つことが正義なのです
では高級取りが勝てるゲームなのかといえば
実のところそうではない
良いポジションを取ることはできるが
必ずしも勝てるとは限らない
と言うのも高級取りの周りには
ハイエナが大量に寄ってくる
さらに自分も意識過剰になり、多額の借金を作ることもある
高級取りはゲームに勝つただのカードに過ぎず
ゲームバランスを覆すジョーカーではない
それでは何が大事なのかと言えば
毎月安定した収入があり
その範囲内で生活ができ
それを継続できる環境下にあること、だと思っています
どれだけ収入が高くても
それが労働収入だけであれば続きません
人はいつかは働くことができなくなる
だから働かなくても収入が途絶えない土台を作る必要があります
その土台を作る上で一番最初が大変ですが
倹約し、浮かせたお金を投資に回し
配当や金利、家賃などの不労所得を得る
それを日に日に拡大していく
これを作ることができれば
高難易度な人生ゲームも
攻略することができるでしょう
資産は拡大していく
配当や金利、家賃などの不労所得は
その特性として拡大することがあげられます
というのも
倹約し捻出したお金を投資に回している
ということは
そこで出た利益は、すぐには必要ないもの
これをもう一度投資に回し
さらに倹約して出した余剰資金も回せば
少しずつ回せるお金が大きくなる
こうして雪だるまのように資産は増え
気がつけば自力では到達できないほど拡大します
これが複利で増える状態です
倹約し毎月投資に回し
得た利益をさらに投資に回す
この間には様々な誘惑があることでしょう
もっと効率の良い投資方法があるかも
知り合いが怪しげな投資をやっている
などなど
しかし、それらを検証し
自分の判断で投資を繰り返し築いた資産は
そう簡単には無くなりません
倹約することの大切さも知っています
増やすことの難しさも知っています
その頃には詐欺の話にも遭遇するでしょう
そのような経験の先に資産を築く
決して一夜にして築けるようなものではありません
資本主義社会とは
法律の範囲内で効率的にお金を集めること
これが資本主義社会です
その中で収入の高さは大事な要素の一つですが
それだけで解決できるものではない
というのがわかっていただけたでしょうか？
大事なのは
自分が動かずに稼ぐ手段を持つことです
それは配当、金利、家賃でもよければ
会社を作ってそこから利益を取るでも良いし
YouTubeやブログを軌道に乗せても良い
極論、書籍や曲のような権利収入でも良い
大事なことは合法の範囲内で行うこと
ただこれだけです
非合法な方法を取ると
確かに簡単にお金を稼ぐことができるかもしれません
しかしそれが発覚し、咎められた時
お金以上のものを失います
それこそ
お金以外の大事なものを失うでしょう
時間、健康、信頼、友人、家族
だからこそ、合法適法に
資本主義社会の荒波を乗り越えることが重要なのです
今は若者には厳しい世の中なのかもしれません
政府は当てにならないのかもしれません
しかし、言ってしまえば所詮ゲームです
縛りプレイをし、難易度が高いほど
達成した時の満足感は計り知れないものになるでしょう
ゆるゆるの人生ゲームをプレイしていた
バブル期を生きてきた人たちはどうでしょうか？
あることが当たり前に過ごしてきたから
なくなった時に慌ててしまう
僕たちはないことが当たり前に生きているからこそ
もし補助でもあろうものなら儲け物です
人生は楽しんだもの勝ちです
